FC2ブログ

ナナちゃんリジー『裏情報』

裏情報

ケーキを手掴みで食べる女・ナナちゃんリジー…なんていうことはともかくとして…。
1st Mini Album『裏情報』発売。

今回はバンド編成。
弾き語りのイメージの強い人だから、正直なところ、弾き語りに伴奏が付いたものという程度の想像しかしていなかったのだけれども、聴いた瞬間、その想像は裏切られた。むろん良い意味で。
歌声の心地良さは相変わらず格別で、それが中心にあるのは間違いないのだけれども、それだけでなく、歌と演奏の一体感が強くある。
彼女と同年輩の女性なら、さらに詩の内容に対する深い共感を持てるのだろう。僕にはその面では限界があるわけだけれども、詩の美しさの格別なのは年齢・性別不問で十二分に味わうことができる。
歌声と、演奏と、詩と…「上手い」と言ってしまうと通り一遍だけれども、単に上手いだけではなくて、それらが融合した独特の世界が創り出されているのに惹き付けられる。
彼女の歌は1曲1曲がそういう「世界」を持っているのだけれども、今回のアルバムで、その世界がより膨らみを増したような印象を強く受ける。

もっとも、こんな駄文を読んで何かが判るはずもない。ここで買えるから、自分で聴いて、浸って、感じるべきである。


タイトル曲。

[ 2018/07/19 09:27 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

森田童子

森田童子さん死去していた「高校教師」主題歌ヒット

 1976年(昭51)年に「ぼくたちの失敗」がヒットするなど、1970年代にシンガー・ソングライターとして活躍し、1983年(昭58)に引退した森田童子さん(もりた・どうじ=本名不明)が、4月24日に亡くなっていたことが11日、分かった。66歳だった。日本音楽著作権協会(JASRAC)の会報に、訃報が掲載された。死因は明らかにされていない。

 森田さんは、1975年(昭50)に「さよなら ぼくの ともだち」でデビュー。若さとむなしさが充満する歌詞と、語り掛けるような歌声が特徴で「孤立無援の唄」や「男のくせに泣いてくれた」などヒット曲を出した。ライブハウスを中心に活動を展開し、若者に支持されたが、83年に東京・新宿ロフトでの公演後、活動を休止した。明確な引退宣言はなかったが、引退後は主婦として暮らし、表舞台には出なかった。

 その中、1993年(平5)に「ぼくたちの失敗」がTBSドラマ「高校教師」の主題歌となり再ブームを呼んだ。2016年には、最新技術でリマスターされたアルバム全集や全曲集の楽譜も出版されるなど、再び脚光を浴びていた。(日刊スポーツ)


リアルタイムでそれほど聴いていたわけではないのだけれども、中島みゆきや山崎ハコと並ぶ、いや、越える暗い歌を歌う人としての印象があった。
ジャケットも何となく怖かったし…。
[ 2018/06/13 18:20 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

工藤ちゃん『君といた部屋』

まさかこんな日がやって来るとは。

工藤ちゃん『君といた部屋』

君といた部屋

工藤ちゃんの全国流通ファースト・フルアルバム発売。

ファン歴たかだか10箇月ほど、水増ししても1年半弱で、偉そうなことなことを言う資格はまったくないのだけれども、自分がやりたいことを信念を持ってやりたいようにやっている人のように感じるから、それほど一般受けするようなことはないだろうと思っていた。
それが、(むろん「一般受け」とイコールではないが)CDを全国流通の形で発売することになったのは、かなりの驚きだし、同時にとても喜ばしいことでもある。

評論家めいた論評をするのは柄ではないし、そんな才能もないから、取り立てて語ることはないのだけれども、ただひとつ言えることは、工藤ちゃんは工藤ちゃんにしかない世界観を持っているということである。
SSWでアイドルでロックンローラー…。相容れないようなものが「工藤ちゃん」というひとつの世界で包括されている。
逆に言えば、その世界観に共鳴できない人には、良さが判らないかもしれない。けれども、判らない人に判らせようとやりたくないことをやるようなことは、工藤ちゃんは恐らくしていない。それがまた、独自の世界観に繫がっているようにも思う。
一つ補足しておくと、これは独りよがりとはまったく違う意味である。むしろ、工藤ちゃんほどファンの人たちに対して細やかな気配りをしている人は珍しいのではないかとさえ感じる。

アルバムに収録されているのは、代表曲と言って良い「君のいる町」を始めとする自作の曲がほとんどなのだけれども、1曲だけ、カバー曲「ロックマン」を採り上げているのが個人的にはちょっと嬉しい。
作者の高野京介さんのより、工藤ちゃんの方が良いのでは? と秘かに思っていた曲。

僕は昨日先行発売で入手して聴いたのだけれども、正式な発売は5月23日。
[ 2018/05/13 10:51 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

「ゆれる」「裏情報」「dis girl」

ここのところ聴いている音楽。

SSW(エスエスダブリュー)という言葉を、割に最近知った。
一瞬、何だろう? と思ったのだけれども、使われている文脈からして「シンガー・ソング・ライター」のことだと気がついた。
昭和の時代から音楽を聴いて来ている僕にとってのシンガー・ソング・ライターと言えば、さだまさしだとか谷村新司だとか、あんまりかっこ好くないおじさんのイメージがあったのだけれども、現代の SSW は、そういう嘗てのシンガー・ソング・ライターのイメージ(他の人のイメージも僕と同じだとは言い切れないが)とは打って変わって、若い女性を指すことが多いようだ。

そんな SSW の一人、ナナちゃんリジーの「ゆれる」「裏情報」「dis girl」。
僕の持っている CD-R には特段のタイトルが付いていないので、収録曲を羅列した。
詳しいことは何も知らないのだけれども、歌声がこの上なく心地良い。曲も良いし詩も美しい、独特の世界を持っている。
似たような誰かがいないから、ナナちゃんリジーのような音楽が聴きたかったら、ナナちゃんリジーを聴く以外に代替の方法がない。もっともっと聴かれて良い人だと思う。
百聞は一見に如かず、否、百言は一聴に如かず、実際聴いてみるに勝るものはないから、これ以上の余計な説明はせずに「ゆれる」の Music Video を貼っておく。



なお、この MV には、「boyfriend」として、The Mash のホボケン(帆保健太郎)さんが出演している。人柄が滲み出ていてとても良い。

ところで、ファン初心者としては、彼女を何と呼んで良いのか判断に迷う。フルでナナちゃんリジーさんは長いし、とはいえ、ななちゃん、リジーさん、ななリジさん…どれが適切なのやら?
[ 2018/04/10 23:32 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『フレディ氏と水星の悪魔』

ここ最近聴いている音楽…と言っても、さほど最近の音楽ではない。

「青森のカリスマ」と呼ばれ、2009年にアルバムを全国発売した後、翌年解散した Mr.Freddie & The Mercury devil のアルバム。
もっとも、その頃にはまったく知らず、HAL(The Mash)が弾き語りでカバーしているのを聴いて知った。ありがとう、HALさん。

Mr.Freddie & The Mercury devil『フレディ氏と水星の悪魔』

フレディ氏と水星の悪魔

バンド名の由来は、夢のお告げだったか何だったか、ありがちなものとも言えるけれども、音楽はまったくありがちではない。
ひと言、This is rock'n’roll! とだけ言っておく。
[ 2018/02/19 00:01 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『scapegoat』

ここ最近聴いている音楽。

経血『scapegoat』

scapegoat

多くを語ることは避けるけれども、ひと言、This is punk! とだけ言っておく。

[ 2018/02/18 23:59 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『私からさようなら』―今年聴いた音楽(その7)

先日工藤ちゃんの『杉並にて』を取り上げた時に、収録曲の「天気がいい日は」のMVを貼っておいたのだけれども、ふと気づいたら、同じMVに収められている「ライフ」は収録曲ではないことに、今頃になって気が付いた。
それで、それが収められているミニアルバムも取り上げておくことにする。

工藤ちゃん『私からさようなら』

私からさようなら

(嘘でもいいから/ストロベリードリーム/バンドマンの女/ゴミじゃない/朝焼けと夢/ライフ/無題)

『杉並にて』が弾き語りなのに対して、こちらは主にバンド編成。
これも、今年後半、良く聴いたな。
[ 2017/11/24 23:53 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『THE FIGHTING MAN』―今年聴いた音楽(その6)

平成1桁年代の頃、たまにテレビにも出ていてちょっといいなと思っていたのだけれども、それ以上というわけでもなかった。
最近、何となく聴きたいと思っていたところで、とはいえ本格的にオリジナル・アルバムを揃えようというほどの意欲もない中、ちょうどある販売モールの期間限定ポイントが溜っていたので、安直にベスト・アルバムを購入した。

エレファントカシマシ『All Time Best Album THE FIGHTING MAN』

THE FIGHTING MAN


2枚組の1枚目が、ぼくが耳にしたことのある曲が集められていて、少し懐かしい気分に浸ったのだけれども、2枚目は、それ以降の時期のものが多いため、ほとんど聴いたことがなかった。
その中で、1曲、心に響いたものがある。森鷗外をテーマに歌った「歴史」。
渋江抽斎が出てくるロックンロールなんて、どう考えてもほかにはないだろう。「鷗外Yeah!」。
YouTubeにアップされていれば貼り付けたいと思ったのだけれども、あまりにもマニアック過ぎて見つけることができなかった。
代わりに、歌詞をリンクしておくことにしよう。

ぼくだけの感想だと思うけれども、全体的に、宮本浩次の美しい鼻濁音が意外だった。
[ 2017/11/21 23:09 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『良いか悪いかは別として(笑) 』―今年聴いた音楽(その4)

これも、今年良く聴いた。

ニューロティカ『良いか悪いかは別として(笑) 』

良いか悪いかは別として(笑)

八王子にある駄菓子屋「藤屋」の若旦那あっちゃん(イノウエアツシ)率いるニューロティカ結成33周年記念アルバム。
収録時間33分、それも最後に効果音を長々入れて時間を調整した結果である。価格は税込2967円で、3000円払うとお釣りが33円戻って来る。その上、「バンド33 歳の誕生日会」という意味不明のDVD(しかもCDより収録時間が長い)まで付いている。
かように33にこだわっているけれども、そもそも33周年なんて、ほとんど意味がない。少なくとも25周年以降、毎年**周年記念と言っているようだし…。
収録曲の中には「シングルバージョン」というのが3曲も入っているのだが、いや、シングル出してないだろう!
薄くなった髪が復活したのを機にパーマをあてようと思った気持ちを歌った「パーマネントをあてるんだ」が秀逸。

なお、発売後間もなく「決定版」というのが発売されて、ボーナス・トラックが8曲も入ってしかも安くなっているんだけど、まぁ、良いだろう、こっちで。
[ 2017/11/12 00:00 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『サイダー』―今年聴いた音楽(その3)

その1、その2に続いてマイナーついで。

ことさらにインディーズのバンドを探して聴いているわけでは全くないのだけれども、割に最近たまたま知って気に入ったもの。

純情マゼラン『サイダー』

サイダー

(サイダー/肺からラブ/恋はサイケデリック)

彼らはこれを1stEPと称しているようなのだが、「EP」というのは規格名だから、それは違うだろう、と思ってちょっと調べてみたところ…。
ずっとレコードのシングル盤のことを「EP」と言うのだと思っていたのだが、それが誤解で、シングル盤とEP盤は全然別のものだということを初めて知った。
ありがとう、純情マゼラン!

でも、これが「EP」じゃないことには変わりないけど。
[ 2017/11/11 23:45 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△